よりいっそう特別になった桜の花。

今年の夏に参加予定の中之条ビエンナーレ、
展示スペースの確認と採寸をするために群馬県へ行ってきました。
のんびりゆらゆら
バスから眺める風景は静かで優しい。
ぼんやりしすぎて、うっかりすると
スキージーで絵具をひっぱったかのように
花や木の色、葉っぱの緑、空の青、家や人が混じり合って
横線になって流れてく。
伊香保温泉に差し掛かった頃だったか、満開の桜並木が見えた。
まわりの素朴な風景とあいまって、本当に美しかった。
空は抜けるように青く、無数の小さな花々は強い生命力を放っていた。
美しいと思える感覚と、胸のうづき、せつなさが入り混じった。
生と死、陰と陽、内と外、自己と他者
あらゆる二極をより強く感じ取れる。
生きる喜びを感じる時、そばに死が寄り添っている事を忘れない。
その感覚は震災前と変わりはしないが、よりいっそう強くなったと言える。

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