鉱石の道(ルートダルジャン)をたどる

神子畑鋳鉄橋

生野ルートダルジャン芸術祭の立役者でもあるJ-Heritage(産業遺産を記録・見学するNPO法人) 総理事に案内して頂き、鉱石の道(ルートダルジャン)をたどってみました。明延鉱山(あけのべこうざん)で採掘された石は神子畑鉱山(みこばたこうざん)で選鉱され、錫は生野、銅は直島、亜鉛は秋田へと運ばれたそうです。神子畑から生野へ鉱石を運搬するために輸送用道路が必要となり、多くの橋が架けられました。この橋は日本に現存する全鋳鉄製の橋としては最古のもので国指定重要文化財。橋のうしろに見える風景も美しい。

シックナー

インクライン(ケーブルカー)

神子畑選鉱場跡、巨大シックナー(非ろ過分離装置)。
10月には1日限りのプロジェクションマッピングが行われました。
もしもここに作家が集まり舞台をつくりあげパフォーマンスが行われるとしたら!?壮大なスケールのものが生まれそうですね…。
何れの場所も強い。
作家は心して挑まなければ場の強さに無残に呑みこまれます。

選鉱場近くの集落

学校の体育館らしき建物

神子畑の強烈な場の力を感じつつ、明延鉱山へ。
かつて明延の山を走っていた一円電車、約600Mの線路に走らせるための資金支援を募って月に一度70Mの線路を走っています。私たちも乗せて頂きました。ガタゴトがたごと。

その後はいざ坑道へ!
暗いよ~怖いよ~すごいよ~~~!興奮しっぱなし。
昔の人は手掘りで掘り進んでたのかと思うと気が遠くなります。
なんとも濃厚なツアーとなりました。
帰り道に竹田城も見る事ができ1日を通してはしゃぎすぎた結果、疲れ果てこの夜は本当に泥のように眠りました。

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