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大阪会場でのイーゼル展示用の作品は大方揃っています。
22点位になりそうですが小品が多いので背板を準備、
明日パネルが届いたら真っ白に塗ります。
で、今はテーブルに展示予定の作品を制作中。
変型パネルで作りたくなってしまったので急遽板のカット作業。
部屋で電動ノコギリって…。
掃除機を傍らに地道に作業。
大工仕事は道具が大事ですがそんなのあるわけなし。
ヤスリがけは部屋でやるととんでもない事になるので、
マンションの廊下で1枚づつ丁寧に。

ものすごく地味です。

何点出来るか分かりませんが、
手を動かしているとやりたい事がたくさん浮かんできて
時間がいくらあっても足りませんね。
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開催するべきか自粛するべきか。
また、東京も混乱しているなか大阪に出向くべきか
大変悩みました。

日本中、世界中の人々がこの大災害に胸をひきさかれ
次々とおこる危機的な状況に不安をぬぐえず。
絶望したくなるような状況でも前を向こうと闘っています。
被災された方々のことを思うと誰もが何か私にもできることはないだろうかと思わずにはいれないでしょう。

サルトルの"百万人の飢えた子供の前で、文学はなんの役に立つのか?”という議論があります、急を要するものが何かもわかります。でも私にしかできないことは何だろうと考えた時、やはり作品を作ることが最大なのです。自分が受けとめたものを作品に昇華すること。今すぐ役に立たなくともいつか誰かの心に響く日がくるかもしれません。元気な私が歩を止めてはいけないとも思いました。

仙台に住む作家仲間が被災し、安否を心配しているなか、作品を求めてくれた彼女の言葉が頭のなかをぐるぐる巡った。
「ずっと欲しくてやっと手に入れました、これでパワーをもらえます」
一人でもそう思ってくれる人がいる。いい仕事をすることで私にしかできない貢献ができると信じてこれからも制作します。この大災害の復興は長期戦です。いますぐ私にできる事は、募金と節電と最大限に思いやりを持つよう勤めること。そして自分の仕事を一生懸命やる事です。

今のところ予定通り在廊しようと思っていますが、状況に応じて東京に戻ることも考られますが展示は予定通りです。関西の皆さん、ぜひ会場に足を運んでください。
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こんな時ですが、関西の方はぜひいらして下さい。
画像の右側の作品はちびっこに大人気です。
これらの作品を見た私の甥っ子のセリフ

「下手くそやな~~~、何これ~~~」

と言いながら、気になるようで、なんだかんだ感想を述べます。お魚に見えたり、かえるに見えたり、はたまた他の小さなお客様は隕石、地球!などと楽しそうに教えてくれます。

帰省して以来、地元の友人や家族に元気をもらっています。大阪では関東での緊張感が嘘のよう。
ここまで温度差があるのか・・・と愕然としましたが、逆に関西は元気で、皆さんが普通の生活をおくられてる事に安堵しました。関東で実感したなんとも嫌な感じの暗雲、そこかしこにたちこめていてピーンと糸が張ったような感じ。その中でなんとか平常心を保とうとする人々。東北の方に比べたら・・・と不安な気持ちをがまんしてそれらを口にすることすら躊躇している。また私自身は関東の友人のことを思うと大阪にいる事すら申し訳なく思ってしまう。さらには甚大な被害を受けた方々のことを思うと、精一杯心を沿わせたいと思う気持ちがある一方で忍び寄る不安から家族を守りたいという思いを抱いてしまう。そう言った感情はごく自然とも言えるが、なんともいえない自己嫌悪と罪悪感がつきまとう。様々な困難な状況で、他者に思いやりを持とうと思えば心を強くもたなければ難しい。もちろん想像力もフル回転させて、すべての事象がつながっているという感覚を持っていたい。

今回の個展会場はホテルということもあって、外国のお客様とお話する機会がある。
少し話していると必ず励ましてくれる。
日本は素晴らしい国、大好きよ。
必ず復興できる。
と言った言葉をかけてくださる。
とてもありがたくて、胸が熱くなる・・・。