中之条ビエンナーレ2019開催中ー!
無事にオープニングを迎えることができました。
関わってくださった皆さまに深く感謝いたします。
作品が完成すると、なんとなく終わった気分になりますが、、、
これからですよー!
温泉もありますし、都会の喧騒からひと時離れ、美しい里山へ足をお運び下さい。土日祝限定バスツアーもでています。
準備段階やイベントを含めると50日位は滞在したかな〜?
今年は一般公募で採択された海外作家も多く、レジデンスでの共通言語は英語。
中之条にいるのに主に英語で会話する日々という、2011年で初参加した時の状況とは随分と違ってきました。
各会場にて多種多様な作品達が皆様をお待ちしておりますので、きっと楽しんで頂けると思います!
という私もまだほとんど作品を見れていないので、一鑑賞者として会場巡りをするのが楽しみです♡
9月中旬に1週間ほど日本を離れなければならず、中之条滞在日を調整中です。お越しになられる方いらしたら事前にお知らせ頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!
ちなみに台所の作品は、晴れた日であれば自然光が美しく入る2時〜4時位がベストタイミングです!
※作品が非常にデリケートなのでお手を触れないようにお願いいたします。これを読んでる方はそんな事はしないですけど、いきなり結晶を動かされていたとの情報が、、、涙。会期終了まで原型をとどめています様に、、、

中之条ビエンナーレ2019に参加します。
I will participate Nakanojo Biennale 2019 in Japan.
English is here.

ENGLISH


開幕まであと少し!
私の会場は伊参エリア(イサマエリア),20.やませ(母屋内:小部屋2つと釜のある台所)
こちらは無料シャトルバスが出ていますのでぜひご利用ください!!!

伊参エリア無料シャトルバスのご案内


もう一つ、海外交流プログラムの一環として関連作品を伊勢町エリア 8.つむじCafe にて展示しています。
こちらもぜひご覧下さいませ、ご購入もできますのでお気に召した方はぜひ!!!
http://tsu-mu-ji.com/tsumuji-voice
17. イサマムラ内 ショップにてアクセサリーとカードケースの販売もしていまーす!
お車でご来場が難しい方は土日祝限定のツアーバスがあります。2コースあって、私の作品は、名久田・伊参エリア「里山と木造校舎をめぐるコース」でご覧いただけますのでこちらもぜひご利用ください!よろしくお願いいたします。
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以下、公式ホームページより抜粋。詳細はリンクよりご覧になってください。

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[中之条ビエンナーレ]
中之条ビエンナーレは、特色のある文化をもつ群馬県中之条町で開催される国際芸術祭です。
雄大な山々に囲まれた地形やラムサール条約湿原、温泉郷、養蚕天蚕文化、伝統が受け継がれる民俗行事や祭事など、変化に富んだ地形や気候が美しい里山文化を織りなしています。2007年に始まり第7回をむかえる中之条ビエンナーレ2019では、国内外から創造的、革新的なアイデアやプロジェクトをもつ多分野の滞在制作アーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなどを開催します。
【展示期間】2019年8月24日(土)-9月23日(月祝)の31日間 9:30-17:00 無休
[アーティスト]
中之条ビエンナーレ2019の参加アーティストは150組です。
[展示エリア・会場]
群馬県中之条町内の6つのエリアで開催予定。
「中之条伊勢町」「伊参」「名久田」「四万」「沢渡暮坂」「六合」エリアと広大に広がります。
2019年は50箇所の会場で、展示・パフォーマンス・イベントを行います。
(エリア名:なかのじょういせまち、いさま、なくた、しま、さわたりくれさか、くに)
[鑑賞パスポート]
当日1500円・前売り1200円 / 高校生以下 鑑賞無料
その他、「ガイドブック」「セット価格」などはパスポートページにてご覧ください。
[中之条への交通アクセス]
公共交通の無い会場が多数ありますので、出来るだけお車での来場をお勧めいたします。各エリアに無料駐車場をご用意しております。
・お車の場合 – 関越自動車道「渋川伊香保I.C」より40分
・高速バスの場合 -「東京駅」「新宿駅」より直行便で3時間
・電車の場合-上野駅より特急草津で2時間
※公共交通で六合(くに)地区へお越しになる場合は、「長野原草津口」駅より路線バスをご利用ください。
(運行数が少ないのでご注意ください。)

過日、女子美術大学の杉並キャンパスと相模原キャンパスにて特別講義として海外での活動についてお話をさせて頂きました。Art alliance の宮本由紀さんが受け持っておられる国際芸術演習の授業内ですが履修者以外の学生さんにもオープンのクラスとなりました。
学生さん向けに分かりやすく楽しく、どうすれば伝わるか、構成、時間配分、スライド作りなど、あーでもないこーでもないと考えました。じーっと見つめる学生さん達がかわいくて!悩み多き若者たち。彼女達の話を聞いて、もっとこんな話やあんな話も盛り込めたらよかったな〜などと思いました。
声をかけて下さった宮本さん、女子美の方々どうもありがとうございました。
さてアタマとカラダを切り替えて中之条ビエンナーレの制作に再び没頭です。
暑い!締切!熱中症がコワイ!!!

個展のお知らせです。

– World mutually connected Vol. 6 –
Gallery Goto presents Harumi Shimazu Exhibition
2019年5月8日(水) – 13日(月)
12時 – 18時(最終日 16時30分まで)
日曜:5月12日は12 – 17時
ギャラリーゴトウ
東京都中央区銀座1-7-5
銀座中央通りビル7F 〒104-0061

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※ at the Main Gallery(2nd room は他の作家さんの展示です)
詳細は上記、画廊WEBサイトをご覧ください。
今回は2016年にヒューストンで個展をした際のエンコウスティック(蜜蝋を主成分とする古典技法)による小品や、昨年タイで制作したミクストメディアの作品、及び樹脂絵の具による新作を含む30〜35点ほどの平面作品を展示する予定です。
ここ数年は国内や海外での滞在制作を中心に活動していましたので、東京のギャラリーでの個展は数年ぶりです。
この機会に多くの方にご覧いただけると幸いです、どうぞよろしくお願いいたします。

日米国際作家交流展に参加しています。

皆さまお久しぶりです。
年末に人生初インフルにかかりその後関西に帰省、その後展示の準備に追われてましたが。
搬入終了。なんだか全身筋肉痛ですがホッと一息つけました。
と言う訳で新年のご挨拶もせぬまま展示のお知らせです。
東京都美術館にて総勢42名のグループ展に参加しています。
本日1月19日オープニング。
14時から来日アーティストのトークが開催されます。
会場はB2F,B3Fと分かれていて、私の展示会場はギャラリーC B2Fです。
タイで展示した1.3x2mの作品を出展しています。
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいませ。
第47回 現代アーチストセンター展
第5回日米国際作家交流展 クロスカレント
東京都美術館
ギャラリーA B3F
ギャラリーC B2F
2019年1月20日(日)-26日(土)
     21日(月)休館
9:30-17:30(入場17:00まで 最終日14:00まで)

タイでの滞在制作を終え帰国しました。

3度目のチェンマイでのAIRです。
今回はタイの作家と共に山ごもり。
素晴らしい環境の中で、寝食を共にして交流を深め制作に励みました。
みんなで食事の用意をして、お酒を飲んで、語り合って
笑いの絶えない幸せな日々でした。
それぞれの制作の進め方を間近で見れるのが滞在制作の魅力のひとつです。
そして毎回タイの人々の優しさに胸を打たれジーンとなるのです。
このつながりはこれから先もずっと続いていくのだなと改めて思いました。

自作丸パネル

任意サイズの丸パネルを多数手に入れるのはそう容易くはない。
既製品サイズのもので済むならよいのだけれど、そうでない場合は注文カット。
結構な数が必要なので色々考えてレーザーカットすることに。
イラストレーターでデータを作って機械の時間貸しを利用してカット。
初心者なので1時間のレーザー講習を受けてから自力で格闘。
2時間あればできますよ〜
なんて言われたけど、厚物カットは思いのほか時間がかかるじゃないか!
3時間予約して全然終わらず、後日改めて4時間・・・。
しかも時間内にカットが終わりそうになく、ギリギリのスピードで設定したら
部分的に切り抜けてない箇所が残りあとで手切りするハメに。
そして側面は焦げまくりのススだらけ。
一つづつヤスリをかけ指先も削られ、指紋認証ができないじゃないか。

なんだかススで黒いし、焦げ臭い匂いが残ったままだけど
ボンド付けを終えてなんとか最低限の数は確保。
やっと土台ができました。
レーザーカッターを使いこなすにはまだまだ勉強しないといけないけれど、
変形パネルを自作したり、他にもやれる事が増えそうでうれしい。

Art Alliance 企画のトークイベントを行いました

「アメリカ・ヒューストン個展&海外活動レポート」
アメリカでの個展及び、これまでの海外(タイ、ブルガリア)での制作滞在の様子など
スライドをご覧頂きながら、海外を視野に入れて活動される方へヒントになるような
お話をさせて頂きました。資料を作るのにものすごく時間がかかりましたがご参加頂いた
皆さんから「わかりやすく刺激的だった」とうれしいお言葉。どうもありがとうございました!
https://ameblo.jp/yukiart2/entry-12329769797.html(アート・アライアンス,ブログ)
http://www.artalliance.jp/ Art Alliance/アートを通して英語を学ぶ
主な内容はこちら
1. 海外での活動の場について
  ・実現するためのヒント
2. AIR (Artist in Residence)や展示など参加することが決まったら準備するべき事
  ・招待状について
  ・活動資金について
  ・展示プランの提案について  
  ・材料や道具について
  ・梱包、輸送について
3. 私のこれまでの活動の経緯
  ・転機や何がきっかけで海外で活動するようになったかなど
4. ヒューストンの展示について (宮本さんとのクロストーク予定)
  ・ギャラリーへの提案(ラフスケッチ等の具体例をあげながら)
  ・具体的な梱包、輸送方法
  ・Artist talk

中之条ビエンナーレ2017が閉幕しました。

搬出作業も終え深く深く深呼吸。
関わってくださった多くの皆様に心より感謝いたします。
思えば2015年の中之条ビエンナーレから2016年のブルガリア、タイでの滞在制作、それ+タイとの海外交流コーディネーターを含めると、振り返る間もないほどで、ずーっと続いている長い道を走り抜けてきたという感じです。特に今年はアメリカでの個展もありちょっぴり限界を感じるくらいに全力で制作に向き合ってきました。その後の中之条での、特に第3小での制作はスタッフの方も他の作家も誰もいない場所で四万に篭って一人黙々と制作する中で日に日に制作意欲が増幅してゆき、近づく期限を尻目に一人胸を躍らせながら制作していました。体力的にはきつかったけれど思う存分制作に集中できたことはとても幸せなことでした。
自分の中では2015年からのこの2年間を大きな括りとしてまずは一区切りをつけたという感覚です。中之条ビエンナーレロスに酔いしれながら、来年から新たな一歩を踏み出せるようこれからじっくりと計画を立てようと思います。
皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします!
The second Photo by Galia Yotova

NAKANOJO BIENNALE 2017

Another venue is the Isama studio.
It is under the stairs in the back of the 1st floor, please be careful as it tends to overlook because it is a little recessed.
I grew the crystals with a kind of ammonium and alum.
The crystals were grown from one month to two months but the growth was slow and it did not do so large, because it was long rain. The materials are somewhat different, but there are some kits for children’s free research so anyone can be raised. I also set them in a dip of the ground as though crystals were formed there. That is due to the idea of heterogeneous crystals coexisting among minerals.
The title is “World mutually connected”.
The materials and methods are roughly the same, but diverse crystals can be created due to slight differences in cultivation conditions, such as weather, temperature, vibration and other everyday environments. Through them, it suggests that various things are connected. You reconsider that not only crystals but also many things that exist are related to each other.
もう一つの会場は伊参エリア(イサマと読みます)にある伊参スタジオ。
1階の奥にある階段下です、少し奥まっていて見逃しがちなので気をつけて下さい。
アンモニウムの一種で溶液を作りミョウバンをタネとして結晶を育てました。結晶は1ヶ月から2ヶ月かけて育てましたが長雨のせいで成長が遅くあまり大きく育ちませんでした。材料は若干違いますが、お子様の自由研究用に育成キットなども販売されていますのでどなたでも育てることができます。また床のくぼんだ部分を利用してあたかもそこに結晶ができたように制作しました。それは鉱物の中に異種の結晶が共生しているイメージと重なったためです。
作品タイトルは「つながりあう世界」です。
核となる材料や育て方は概ね同じですが、育成する際のちょっとした条件、例えば天候、温度や振動など日々の環境の違いによって多様な結晶ができます。それらを通して様々な事象がつながり成り立っているということ示唆しています。結晶だけに限らず、我々はもとより存在している多くのものは切り離しては考えれないという事を再確認できればと思います。
これまでも鉱物を通して制作してきた経緯があり私にとっては重要なモチーフです。
石などは変化のないものとして捉えられがちですが、気の遠くなるような長い年月をかけ環境と共に時の層を重ねていきます。それに比べ短命な私たちも誰かや何かと関わり合いながらどこかにその痕跡を残しながら生きています。
The first Photo : Katuhiro Yamazaki, Other Photos : Harumi