つながりあう世界 –連環–

かつて沢渡で輝いていたヒカリゴケは、姿を消した。
気候や落ち葉が幾重にも重なり光を遮ったのだろうか。
生と死は循環の中にある。
木も苔も菌も鉱物も、互いにつながりあい孤絶してはいない。
そして私たちもまたその環に息づき、いつしかその連なりへと還っていく

【作品解説】
階段を上がると、正面に大きな木を思い描いてください。
床には幹の内部構造が描かれ、浮かぶガラス玉は水や養分の流れを表しています。それらは会場いっぱいに広がるワイヤーの枝へと行き渡り、蝋紙で一花ずつ形づくられた小さな架空の花が咲き誇ります。木の周囲に並ぶ拵え鉱物(シリーズ作品)は土中の養分を、きのこは菌根菌を介した地下のつながりを象徴しています。青のエリアは鉱物の層を、緑のエリアは光苔の細胞構造をモチーフとした造形を示します。会場全体が「森の循環」をかたどり、目には見えない世界のつながりが、ひそやかに息づいています。

[Interconnected Worlds – Circulation -]
Once, Hikarigoke (Schistostega pennata), a luminous moss, glowed in Sawatari. Perhaps layers of fallen leaves and shifts in climate blocked the light. Life and death exist within the flow of cycles.Trees, mosses, fungi, and minerals—none of them live in isolation.They are linked in mutual interaction.And we, too, breathe within that circle, eventually returning to the great chain of connection.

[Exhibition Note]
As you ascend the stairs, imagine a vast tree before you.
On the floor, its inner structure is drawn, while floating glass spheres reveal the flow of water and nutrients. These currents extend into wire branches spreading across the space, where countless imagined blossoms—each hand-shaped from waxed paper—unfold in full bloom. Around the tree, crafted minerals (a series of works) embody the nutrients within the soil, while mushrooms symbolize the underground connections formed by mycorrhizal fungi. The blue area suggests mineral strata; the green, forms inspired by the cellular structure of luminous moss. The entire venue takes the shape of the forest’s circulation—where unseen connections breathe in silence, quietly sustaining life beneath the visible world.

【会場】中之条町市街地エリア/9番/旧廣盛酒造2階

中之条ビエンナーレ2025に出展します!

詳細→ 中之条ビエンナーレ 国際現代芸術祭 NAKANOJO BIENNALE

開催概要(公式サイトより転載)
中之条ビエンナーレは、群馬県中之条町で隔年開催される国際現代芸術祭です。
雄大な山々に囲まれた風景やラムサール条約湿原、長い歴史を持つ温泉郷、養蚕天蚕文化、伝統が受け継がれる民俗行事や祭事など、中之条町には他では見られない美しい里山文化に触れることが出来ます。アーティストは特色ある山村地域に開かれたアーティスト・イン・レジデンスで滞在制作を行い、その成果を中之条ビエンナーレで発表します。この度、第10回を迎える中之条ビエンナーレ2025では、国内外から創造的、革新的なアイデアやプロジェクトを持つ多分野のアーティストが作品を展示します。中之条ビエンナーレ2025の参加アーティストは147組です。

【会場】群馬県中之条町 町内各所
【期間】2025年9月13日(土)-10月13日(月・祝)の31日間 無休
【パスポート】すべての会場を何度でもご鑑賞いただけます パスポート詳細 »
【内容】温泉街や木造校舎など町内各所で多彩なアート作品の展示、音楽、パフォーマンス、 マルシェなどを開催
主催:中之条町 / 中之条ビエンナーレ実行委員会 / 中之条ビエンナーレ運営委員会

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私の展示会場→中之条町市街地エリア/9番/旧廣盛酒造2階

制作会場は40度近くになる日が多くとても過酷でしたが、私の熱量も熱中症アラートがでるくらい高めに設定、いま持ちうるエネルギーを全て注いで制作しました。写真ではお伝えしにくく、会場全体を使ったインスタレーション作品になっております。ぜひ会場にてご覧頂きたく、遠方の方にも足を運んで頂けると、とてもとてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします!!
こちらの会場は中之条駅から点在する各作品を鑑賞しながら、徒歩で訪れることのできるメイン会場となっています。この旧廣盛酒造では1階、2階、外の蔵など10名の作家が展示をしていて、ご一緒できたことをとても誇らしく思います。

中之条町役場発着の伊参(いさま)エリアへ行ける無料シャトルバスもここからとても近いので、鑑賞時間が1日しかない方、お車移動が難しい方にもおすすめしたいコースです。またこの近辺では、商店街での展示や作家のグッズや作品、お土産が購入できるショップ(つむじ)、カフェ、食事処もあります。

たとえば
中之条駅から点在する作品鑑賞→旧廣盛酒造→ランチ→役場から伊参シャトルバス(土日祝のみ)→伊参エリア(お蕎麦やキッチンカーあり)→やませ往復バス→やませ→イサマムラ→つむじ(ショップ、カフェなど)

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お時間に余裕のある方は、移住作家による新たなアートスペース「YAAP(Yamabiko Artist Apartment)」、「藝術中之条」にもぜひ足をお運び下さい。
YAAP Yamabiko Artist Apartment
藝術中之条

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また駅前の大衆酒場ニューサイトウでは、中之条ビエンナーレ作家によるグループ展
「じゃあ、ニューサイトウで」を同時開催(お店の営業時間に準ずる)
私は絵画を展示します、購入もできますのでぜひお立ち寄り下さい!
https://www.instagram.com/popintonewsaito/

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更にこちらにもぜひ足をお運び下さい(お車でないと少し遠いですが)

飯沢康輔個展「ギャラリーnewroll」「うた種」同時開催、詳細は各リンクにてご確認ください。

KOSUKE IIZAWA WebSite

gallery.studio.cafe_newroll

以上、市街地エリアのご紹介でした!少しづつ情報をアップしていきたいと思います。