つづき→Arts Towada Oirase Project Nature×Arts Camp

Camp 2日目はなが~く濃厚な1日でした。
早朝6:30にホテルを出発してNorth Villageのガイドさんに連れられ、ルーペ片手に奥入瀬を
ランブリング(ぶらぶら歩き)。もともとマクロでものを見るのが大好きな私はフンっフンっ
と鼻息荒げて苔や樹皮などをじーーーーーっと見る。
倒木によって生み出される複雑な川の流れやブナの木、立派な岩石に心奪われ、あま~い香り
のするハート型の葉にうっとり、確か桂の葉だったかな。
秋色の落ち葉の上をサクサクと踏みしめながら奥入瀬渓流を堪能したのでした。
季節ごとに変わりゆく姿をみてゆきたいなぁ。

ランブリング後ホテルに戻り朝食。
その後十和田湖方面へリサーチツアー。
記憶があいまいですが…たぶん(ごめんなさい)観光協会の方による十和田湖周辺の
ガイドツアー。十和田神社で言い伝えを聞いたり、シーズンオフによる人気のない土
産屋や閉鎖された宿泊施設等をざっくりみてまわる。私の気になる施設は十和田科学
博物館、十和田湖がどのようにしてできたのか、鉱物、植物、動物などの標本が展示
されていたそうです。残念ながらここも閉鎖…。次回訪れた時は交渉して中にいれて
もらうぞ、っと。

十和田湖は十和田火山の噴火により形成された二重カルデラ湖。この湖の水が流出
して奥入瀬渓流ができたのです。
火山が起きた周辺には多様な鉱物や荒涼とした岩石、溶岩等が見られます。
遊覧船に乗って景色を眺めていると様々な岩や赤い色した山肌がありました。鉄鉱
石かな?湖が青くみえるのは十和田石、グリーンタフ(グリーンまたはブルーがか
った石)が湖底にあるからかしら?などと思ったり。
十和田湖周辺の岩石には「柱になった溶岩」という説明書きを添えた場所や、風の神、
火の神と名付けられた場所があった。
ここにはどんな鉱物があるのだろう。とか、自然崇拝の対象としての岩たちへの興味、
それにまつわる神話なども知りたいなと思いました。

ふ~盛りだくさん。
とりあえず私が興味深かった事柄を中心にした記録日記。
自然とむきあうってどういう事?
どうやって向き合うの?
いろんな切り口が合っていいと思う。
なにかをきっかけにもっと自然と近づければいい。
私達もそのシステムにちゃんと組み込まれていると実感できればいいと思う。
表面だけさらりと撫でてて、一時的に感動してハシゴするのか。
立ち止まって、深く知って、考えて、育んで、根っこ生やして生きるのか。
そんな気付きを発見できるプロジェクトになったらいいな。
とふつふつと思うのです。
この旅でお宝をゲットしましたよ!むふ。
それはまた次回。
まだまだつづく。
☆印をつけた画像は十和田市美術館facebookに掲載されていた画像を拝借致しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です