投稿日: 2011年10月22日2020年7月13日 投稿者: Harumi Shimazu中之条ビエンナーレ2011/NAKANOJO BIENNALE2011 旧廣盛酒造 たとえば鉱物を通して世界をみてみる。小さな粒子は長い年月をかけ変成を繰返し、地球を循環する。石は生きている、と捉えた。同じく肉体が滅びゆく我々もまた、あらゆるものに影響され痕跡を残し、つながってゆく。熱を加え融かした蝋の絵具を重ねる。冷やし、固め、削る。何度も繰り返す。重なり、押しあい、流れ、留まる。向き合った時間、ここで過ごした時間、物質は、確かな痕跡となって積み重なった。 旧廣盛酒造 階段 ヒロザカリトイレ2011 旧廣盛酒造 通運ビル インフォメーションセンター