PEPOMO(アダム・スミスさん&高橋佳子さん)

PEPOMOさん、オーナーさん、寺田忍さん、canaちゃん

さ、思いだしてみよう~。
初日の書きそびれからスタート。
会場オープンしてすぐになじみのお客様や作家のさとう陽子さんが来て下さった。
じっくり鑑賞してくださり色々なことばを頂いた。
そうこうしてるうちに中之条ビエンナーレ作家の藤井達矢さんが来られた。
藤井さんは関西在住の方で西宮船坂ビエンナーレの総合ディレクター。
中之条の沢渡ギャラリーでの作品撤去の後、関東経由で戻られる際に来て下さった。
そして、なんとビエンナーレのスタッフでもある関崎さんが(中之条在住)
たまたま東京におられ、私のツイッターを見てきて下さった。すごい。
その後、グループ展でご一緒した西野衛さん、寺田忍さん、
ギャラリーのお隣にお住まいの粋で映画好きな榎本さん、
友人のダンサーかなちゃん、ビエンナーレ作家の木村晴美さん、
PEPOMOさん、富樫智子さんが来てくれた。
ま、当然飲みに行きましたとも。
今回ビエンナーレというのに初参加してみて、
素直に感じた事、疑問に思った事を仲間に話してみた。
そういう場があるのはありがたい。
レジデンスに滞在してみて、色んな作家さんとの出会いがあり、
多くの人が金銭的に困窮している事実を実感した。
私の場合は夫が会社勤めなので生活は安定している。
それでも活動費はなんとか自身でまかなおうと必死のパッチ。
みんな朝から晩まで全力で作品を作っていた。
でも多くの人が生活費を得ることはできない。
生活を切りつめて切りつめて制作に関わるものにお金を使う。
入場者数が増えるにつれ、経済効果があがっていると見聞きするとうれしい反面、
作品を作った作家たちはどこか取り残されていく様に思えた。
もちろん、多くの人に見てもらえる機会はプラスだし、なにかしら次へとつながってはいく。
また色んな出会いや経験を得る事ができ、それは何にも代えがたい財産になる。
でもやっぱり、作家が作品作りだけでは生きていくのはひどく難しいという現実と
そんな社会のしくみにじりじりした。
いまさらだけど。
そんなもんだよと受け入れてていいのか。
とそんな事を思ったり。
滞在中に幾度となく町の人に、お金にならないのになんでやっているのか?と聞かれた。
最初はその問いがショックだったけれど、
価値観の違う者同士が接触するのはとても意味のある事だと思った。
なぜなら同じ価値観の人同士で過ごしていると、違う価値観を持つ人を異と捉え、
変だとか、怖いとか、思ったりして排除しようとするのではないだろうか。
毎日毎日、熱中症と闘いながら制作してる姿をみていた人達の何人かは、
なぜだろうと考えるだろうし、そのひたむきな姿を目の当たりにすれば
たとえ理解は出来なくとも少しは歩み寄ってくれるのではないかしら。
色んな人がいて当たり前なのだけれど、それを認めない人はけっこういるからね。
この世界は誰のものでもないのだし。
いろんな生物が棲み分けているのだし。
誰かが誰かの生き方を押しつけちゃーいけないのだよ。
知ることがはじめのいっぽ。
多くの人がやわらかいこころを持てたらいいな。
あまいかー。
って、脈絡のない話になってしまったね。

東京個展終了致しました。
お越しいただいた方々をはじめ、ご協力頂いた皆様ありがとうございました!
毎日、たくさんのお客さまで賑わっていました。
こんなにも人がとぎれなかった個展は初めてです。
たいてい、1、2日はゆったりと過ごす日があるのですが、
今回は3年ぶりのギャラリーKINGYOさんでの個展とあって、
昔から来て下さっているお客様や、友人、作家仲間、英会話仲間、
今夏出会った中之条ビエンナーレ関係の皆様が大集合ーーー。
すごかった・・・。
ひとりひとりお話をしたかったけれど、それもかなわず、オロオロするばかり。
この機会に新しい出会いのあったお友達もいたようなので、それはとてもうれしい事でした。
本来ならきちんとお礼を言わなければならないのですが、
ひとまずこの場にてありがとうございますと言わせて下さいね。
ありがとうと何度も何度もいわせてもらえた1週間でした!!
Lovely!!

本日最終日!

17時までです。
お待ちしております!
日記もまともに更新できませんでしたが・・・
もうヘロヘロですが
どうぞよろしくお願いします。
今日はかけごみぐみがたくさん来てくれそうです。
どうぞお見逃しなく~!

個展初日

いそがしいいそがしい。
個展初日はいいお天気で会場にはあたたかな日差しが降り注ぎとても心地よかった。
ずいぶん前の作品からご覧頂いているお客様や作家仲間、友人、
中之条ビエンナーレのお仲間が続々と訪れてくれたくさんお話をしました。
中之条での展示を見て下さった方々が一様に口にされるのは
廣盛りで見たのとは違った印象に見える
との事です。
私自身、暗いあかりの酒造の中、色がよく見えない状態でずっと制作をし、
その作品を明るい場所に持ってくるのはとてもとても不安でしたが、
いざ自然光のたっぷり入る会場に設置してみると、
また違ったなにかが吹き込まれたように思えます。
やはり絵画は空間と共にあるのです。
廣盛では他の作家さんとの兼ね合いもあり、空間構成を考えて、
かなり照明を落とした状態で展示していました。
それはそれでよいのですが、
やはり光量が少ないと視覚で感じる色数は激減します。
そういったことも影響して違う印象を与えるのだと思います。
同じ作品を違う場所で展示できて、これほどうれしいなと思った事はありません。
昔からのつながりも変わらずつづき、新しく縁を結んだ中之条仲間が足を運んでくれて、
相互につながってつながって。
つないだ手は離さないはなさない。
画像はこの後居酒屋になだれ込んだ中之条仲間。
左から富樫智子さんSmithさん高橋けいこさん。
ギャラリーKINGYOさんのBlogにも紹介して頂きました。
http://sd602kingyo.blog67.fc2.com/blog-entry-777.html

10/11 東京個展始まります。

うぁー、ホッとした。
無事に搬入終了しました!
たぶん今年最後の展示。
昨年末から展示が続いていたので今回の搬入を終え、
これまでの様々な心配事やプレッシャーから解放されて眠いのにひとり飲みしております。
いい気持ち~。
中之条ビエンナーレのスペシャルトラックにて運び込まれた作品。
事務局の唐澤さん&公式ガイドブックの撮影をしてくれた宮本さんが群馬から届けてくれました。
みてみて、私のテンションあがってる写真。
おててつないではいポーズ!
唐澤さん情報によりますと、ギャラリー近くの路上でトラックをf駐車していたところ、町の人が声をかけてくれたそうです。
中之条ビエンナーレ来てくれたって!
廣盛での私の展示も見てくれたって!!
うれしいな~~~。
上野ー谷中では只今アートリンクを開催ちゅうでして、いろんなアートイベントが開催されています。
http://artlink.jp.org/2011/index.html
おでかけ頂けると幸いです。
旧廣盛り酒造では暗い空間での展示でしたが、ギャラリーKINGYOさんでは自然光がたっぷり入る明るい空間です。
中之条とはまた違った雰囲気になっていて、爽やかな風が吹いたように思います。
明日からの在廊で、たくさんの人とお時間を共有できればとってもうれしいです。
お気軽にお立ち寄りください、ギャラリーにてお待ちしております!!
ギャラリーKINGYO
http://www.gallerykingyo.com/about/info.html

中之条ビエンナーレが終わってしまい、思い出話を書きたいところだけれど、
個展が近づいているので、しばしおあずけ。
引き続き制作ちゅう。
また朝になってしまった・・・。
かれこれ14時間位制作してる感じかな。
メディウムがすぐなくなってしまう。
トロトロとかして型に流し込みまた溶かして絵具をつくる。
残りわずかな蜜蝋ちゃん、なんとかまかなえますように。
いまのところ、すごくちっちゃいのと、まぁまぁちっちゃいの、と、
そこそこ大きいの。あわせて12点できた。
大きいので蜜蝋と時間、使いすぎたなー。
蝋をたくさん使ったので作品が重いよ~。
ギリギリまで作る事に変わりはないのだけれど。
さてどんな展示会場になるのやら。

ヌガーにキャンディがはいってるみたい。
なんかおいしそうでしょ?
意図したわけではないのだけれど。
ペロっとしたり、ガブッとしやしないか。
ちいさなお客様。
けっこう作品の数が増えてきたので、すこーし息継ぎできるかな。
むしろ作品を削る(減らす)事も考えつつ
なんとかベストな状態に持っていこう。
小さなパネル9枚をギュッと並べてひとつのイメージにしようと思っていたのだけれど、
なんだか途中でつまらなく思えてきて、ワクワクしないのでやめる事にした。
違うパターンで。
ぎりぎりまでつづく。
日々ビエンナーレ関係のメールが入る。
友人だったり、ビエンナーレを見た人だったり。
もうすぐ終わってしまうスペシャルな美術祭。
さみしくてさみしくて、どうしましょ。
クロージングパーティは楽しみなのだけれど・・・。
東京個展にみんなが来てくれる事を願いつつ。
引きこもり7日目突入~。
もう少し踏ん張ろう。
あー。
でも今週末みんなに会える事を考えると楽しくてうれしくてしょうがないんだなこれが。

3連休+月曜。家に籠りっぱなしで制作。
10//11-16の東京個展(ギャラリーKINGYO)では
中之条ビエンナーレで出展している作品を展示する予定だけれど、
何点か新たに描いた作品も展示する。
いまつくっているのは、小さな小さな作品。
なかには手の平に乗るぐらい小さなものもある。
なんか最近は"平面です”と言えなくなってきている。
作ってる工程も削る作業が多いし半彫刻のよう。
画像のは箱型の土台に薄い層で作っているのだけれど。
このサイズかわいいなー。
手にとると、ちいさくてきれいな石を拾いあげた気分になる。
きゅっきゅっと磨いてピカピカにしたら宝石みたい!
あまりに小さいと削る作業がけっこう難しくて手間もかかるけど、
たくさん作りたくなって、
やめられない止まらない状態になりつつある…。
展示の構成をちょっと修正。
宝物さがしコーナー作っちゃおうかなー。
わーたのしー。

Artist talk の様子  撮影:入野陽子

昨日は一日中、蜜蝋と樹脂をトロトロにとかしてメディウムをつくった。
双方の分量を変えて試しては記録をとる。
なんとも地味な作業。
アーティストトークのとき、山重ディレクターに
なんでこんなに時間も労力も必要な方法でつくるのかと聞かれた。たいへんでしょー?って
確かに。
メディウムや絵具を作るのも手間がかかるし、臭いし、夏は暑くて冬は寒い。(換気が必要なので)
現場で制作していた時は、ガスバーナーとかホットプレート、
電気コンロの熱に囲まれて暑さとの戦いだった・・・。
だけど長い間、みつろうという素材と向き合ってきたし、画面を溶かしたり削ったりしていると
ハッとするような美しさに出くわす。
それで最後に立ちあがってくるものを、だれよりも私自身が見たいのだと思う。
そういう原動力なくしてはやれないなぁ。
ちなみに今が制作のベストシーズン!
ちっこい作品制作ちゅう。
これまた楽し。

旧廣盛酒造 トイレ

通運ビル1階 SHOP

もうすっかり秋の気配。
2度目の3連休が始まり、中之条に行きたくてしょうがないのだけれど・・・。
個展が控えているので制作をしなければっ!
4日前に帰ってきたのに
もうみんなに会いたいし、ジョンソン食堂もtsumujiも恋しい。
終わりに近づいてきてると思うとすごく寂しいな・・・。
中之条に行くと色んな人に会うので、すぐ立ち話が始まってなかなか前に進めない~。
で、時間がある時は会場にいてお客さんとお話をする。
話が弾んで気付けば30分位経過していた事もあった。
多い時は1日で450名もの来場者。
いろんな人がいて楽しい。
そうそう、こないだ小さなお子さまが、入り口からまーっしぐらに
私の作品に突進して両手でベタッとタッチして満面の笑みを浮かべていたが、
あーっ!と言う間もない位の勢いであった。
びっくりした・・・。
ちなみに、私の作品にはお手を触れませぬようお願い致します。
会場にいると老若男女入り乱れ、私が話しかけると熱心に耳を傾けてくれる方もいるし、
感じた事を伝えてくれる方もいる。
そういう時間は大切にしたい。
作品や作家との出会いが誰かのなにかのきっかけになればいいなー。
画像はトイレ空間で、他の作家さんとのコラボ。
通運ビルShop(中之条駅をでて右手のビル)では小作品を販売しています。
黄と赤いのはお買い上げ頂きました。
お持ち帰り頂いたそこのあなた、本当にありがとうございました!!
Shopには小作品1点とミニカードを追加しましたよー。
過去に戻りながら日記更新中 つづく。